the fashion post 【写真家たちの目線】 vol.3 浦芝眞史




人生は生まれる前からはじまっている、と聞いて
時間というものが継ぎ目なく感じられるようになった。
だとすると、今日と明日の境とは何だろう。
明日見たい景色は、今日の景色の延長線上にあるはずだ。

なるべく軽く、力を抜いて、ただ目を凝らしていたい。
昔の人が見えない線を結んで星座を見いだしたみたいな感じでいたい。
よく観察して、想像力をはたらせて。

そうすることの積み重ねが、自分であり、今日であり、明日だ。









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